日本列島では順調に桜前線が北上し、僕の住んでる札幌でも大通の辺りは大分見頃になってきました。
しかし・・・この見頃が終わるともうすぐジメジメした梅雨の季節がやってきます。
ここ最近異常気象が続き、5月に梅雨入りするのは沖縄奄美地方だけだったんですけどね~・・・
そして梅雨になると雨が降っていなくてもジメジメした日々が続き、どうしても外でカラッと洗濯物を干すことも出来なくなります。
コインランドリーは行くの面倒だし、ドラム式洗濯機はちょっと不安だし、ランドリー室にエアコンなんて付けられないし・・・
そんなアナタの悩みを解消してくれるのが「除湿機」なんです。
価格も上記よりずっとお手頃ですし、溜まった水を捨てるだけの簡単操作で部屋の湿度が変わります。
いくつか種類もありますので、順番に見ていきましょう。
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目次
除湿機の主な種類3種類の違い
コンプレッサー式
簡単に言うと「エアコンのやっている除湿を本体だけでまかなえる」方式です。
ヒーターを使用せずに空気中の湿気を放出してくれるため、電気代が非常にかかりづらいです。
また、エアコンと同じ方式なので他の方式に比べてパワフルで除湿能力が非常に高いのも特徴です。
反面、コンプレッサーを搭載しているため重量はかなり重いです。(10-15kg程度の物が多い)
また、温度差を利用して水分を結露させるため、室温が約10℃以下になるお部屋ではほとんど効果を発揮してくれません。注意。
デシカント式
コチラはヒーターを使用して吸湿剤に空気中の水分を吸い取らせる方式です。
コンプレッサー式と違って中に大きな装置を搭載する必要が無いので本体自体が非常に小さく、持ち運びも楽ちんです。
また、ヒーター通電をするため室温に左右されずに定格の出力を発揮してくれる所も魅力の一つです。
しかしながら残念な事にヒーターを使用するために電気代がコンプレッサー式に比べて約3倍かかってしまいます。
後は小さいため、タンクが小さく出力が小さいのでどうしてもコンプレッサー式と比べてパワー不足です。
ハイブリッド式
ハイブリッド式はその名の通り、コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたものです。
部屋の室温や湿度によってどちらの方式が電気代、出力などが安定するかを自動で見分けて動作をしてくれる優れものです。
タンクも非常に大型のものを使用しているので、長時間の使用にも耐えうることが出来るのがとても大きな魅力です。
本体の価格と重量がとても重いのが玉に瑕ですが、それを補って余りある除湿性能を誇ります。
ちなみに私は個人的に間違いなくデシカント式は勧めません。
そもそもそんな寒い場所で除湿機を使用する状況が非常に限定されるのと、そんなに寒い場所で除湿しなければいけない状態だと
ほぼ24時間使用になると思われるため、途方もない電気代がかかることが容易に想像できるからです。
コンプレッサー式は重いと言ってもそんなに除湿機頻繁に動かすかなあ・・・?と思う所もありますね。
2017年たろっさがオススメする除湿機ベスト3
3位.パナソニック F-YHMX120
パナソニックからこちらはハイブリッド式の除湿機です。
ルーバーが付いているので、部屋干しをしている際に直接風を充てて乾かすことが出来ます。
ハイブリッド式なのでパワーと電気代のバランスもよく、非常におすすめです。
2位.コロナ CD-H1816
コロナのコンプレッサー式、大容量です。
武骨なフォルムから想像される通り、非常に強力なパワーを誇ります。
20畳~と謳ってるだけあり、広いリビング等でも夏はこれ一台あるだけで部屋の平均湿度が30%は変わります。
これだけ大容量でありながら電気代はとても抑えられており、シーズン中点けっぱなしでも月に2,000円強程度で収まります。
1位.三菱 MJ-180LX
堂々の1位は三菱のコンプレッサー式です。
タンクの容量が何と4.7Lもあり、長時間使用しても水を捨てる手間がとても少ないです。
更にコンプレッサーの出力を上げ、コンプレッサー式が苦手としている室温の低い部屋でも使える「冬モード」を搭載。
他には夜の使用にも嬉しい「低騒音モード」が付いており、コチラの運転音がとても静かです。
使用するシーンや環境に幅広く対応できる、まさに最強の一台でしょう。
まとめ
今回は除湿機の種類とそれぞれの長所短所、選び方のポイントやオススメ機種を紹介しました。
これから更に暖かくなりジメジメした日々が続きます。
本当の梅雨を迎えてしまってからだと除湿機の納期がかかってしまったり、在庫が手にはいらないことも多くなってしまいます。
今のうちに備えておき、今年の夏を快適に乗り切りましょう。