最近テレビを視聴していて思うことが
「いやー、CM多いなー・・・」
という事だったりします。
たぶん皆さんの中にはそうやって思ってらっしゃる方もいらっしゃるはず。
かくいう僕もそう思ってます。
中には本編のテレビ番組よりお金かかってそうなCMもいっぱいあったりしますよね。
お客さんと話をしているとそんな事が話題に出ることも多く、これ何とかならないの!?とよく言われます。
今回はそんなテレビを視聴する上でなんでこんなCMが多いかというところと、じゃあそれにどういった対策が打てるのかというところをお話していこうと思います。
なんでこんなにCMが多くなっちゃったの?
単純な話ですが、昔に比べてテレビに出資してCMを流すということが資金的にも手続き的にも非常に簡単になったからと言うのが一つの理由です。
昔はCMを打つ=お金を持っていて名実ともに有名な一流企業の特権というイメージでした。
しかし今はローカル局等であれば30万円程から広告を出せます。
例えばこのブログのCMをやってもらいたい!なんて言うことも実を言うと出来ちゃいます。(いや、やらないけどね)
手続きもテレビ局に問い合わせて必要事項を伝えて出稿するだけです。
何でもかんでも今は楽ちんな時代ですね。
更に現代社会は自分がやっていることと言うのが他の人と全く被らないなんていう事は稀です。
最近テレビでよく見かけるのは弁護士事務所の過払い金請求なんかは相当数やってますよね。
そうすると少ない投資でライバルに差をつけるためにこぞってテレビに出資→CM権獲得という図式になります。
そりゃ増えるわけですね。
飛ばしたり出来ないの?
出来ません。
資本主義の国ですし、出資してCMを打たないとご飯を食べていけなくなります。
CMが無いとなると全てがNHKと同じ方式になり、テレビを持つ=月額とんでもない額がかかると言うことになっちゃいます。
その観点から、昔はどのレコーダーにも標準でついていたCMカット機能は根こそぎなくなってしまっています。
大きく場面が入れ替わったり明るさが変わる部分でチャプターを区切ったりという事はやっていますが、完全にCMを取り除くのはやっぱり難しいですね。
ある程度諦めるしかありません。
結局なあなあになって終わりましたが、4K放送は当初CMを飛ばせないように録画禁止になるという話もありました。
それくらいどこのCM主もしっかりCMを見てもらいたいと考えているようです。
ただ、Youtube等と違って自分の意志でCMをスキップできないという所がストレスでテレビ離れが起きてきているという意見もあるみたいです。
世相を表しているという事ですね。
まとめ
今回は最近多くなってきたと感じるテレビのCMに関してのうんちくでした。
退屈なCMもありますが、よくよく見ると結構面白いCMもあったりします。
じっくり見てみるのもまた面白いかもしれませんね。