以前から値引きの話では再三お話してますが、いきなり初対面のお客さんに
「これいくらになんの?」
値引けるわけがない、というか値引こうという気にすらなりません。
以前コチラの記事を書いた時に読者の方から
「見積もりを書いてもらう場合に注意することとかありますか?」
という趣旨のお話を何名かの方から頂いたので、今回は見積もりをどうやって取れば良いのか、どうすれば正解なのかと言う所をお話していきます。
目次
正しい見積もりのとり方
必要事項が明記されているのが原則。
さて、まずは見積書の大原則として
- どこでいつ、誰がどの商品に対してどんな価格を出したのか
- 有効期限やポイント還元等も含めた内容なのか
- 税別か、税込みか
この辺りが必須になります。
特に手書き見積書の場合、世の中には悪い人も居て店の売り場の商談書を無断で持ち去り、それに手書きで自分で値段を書いてしまう人が居たりします。
それを防ぐために見積もりを出したお店の名前と担当者、担当者の押印辺りは非常に大事です。
有効期限に関しては無くても良いですが、作成日時と回答期限くらいは書いてあったほうがより分かりやすいです。
更に税別なのか税込みなのか、ポイントも入れた価格なのか等も明記してもらいましょう。
税別の価格しか書かれていないのに税込みでこれだったなんて事を話しても値段が必ず不自然になります。一発で分かります。
ポイントを入れた価格を書いてもらっても構いませんが、ヤマダやヨドバシでポイントありきの見積もりをエディオンやケーズに持っていってもポイント制度やってない所はあまり対応してくれません。
出来れば「ポイント要らないので税込みでバッチリ安くして下さい」の方が良いと思います。
見積書を持ってきて価格の検討をしたい場合、値段を隠さない。
明らかに他店の見積書やネットの価格を見ているのに手で隠したりコッチに見えないようにして価格を迫るやり方。
100%逆効果です。商談終わりレベルです。
その見積書の価格は向こうでどうやって出してきましたか?店員さんに価格ドットコムの最安値ぶつけて交渉しませんでしたか?
そこまでやって出してもらった価格を別のお店で別のやり方で出るわけがありません。
他所も見てきました!だけではこっちもはぁ、そうですか位にしか思いません。
必ず「向こうで貰った見積もりです!これより安くなれば買います!」の話をしましょう。
各量販店オリジナルモデル型番に注意。プロパーモデルの型番に直してもらおう
例えばコチラの機種。
これがプロパーのメーカーのそのままのモデルの型番です。
これがヤマダ電機になると・・・
同じ機種なのにこんなに値段が違います・・・!
この辺のオリジナル機種のからくりは今度お話するとして
「そこの量販店でしか取り扱いのないものはそもそも値段を出せません」ということになります。
近い機種になるかもしれませんが、そうすると価格もややこしくなってきますので必ずメーカーモデルの型番で見積もりをしてもらいましょう。
まとめ
今回は最安値を迫るための見積書の作ってもらい方をお話しました。
手書きで後から継ぎ足せないようにパソコンで作成してもらったほうが良いという声もあったりします。
ただ僕の場合はあまり気にしません。
だってそもそも筆跡が違うっていうのは見れば分かりますし、似せて書こうとしてもなかなか難しいですし・・・
皆さんも上手に見積もりを作ってもらって気持ちよくお買い物しましょう!