ついに待望の「BS放送4Kチューナー対応モデル」を東芝が出すことになりました。
やっぱりこの辺のフットワークは東芝が一番軽いですね。思えばバックライトにLEDを最初に搭載したのも東芝だった・・・
さてさて、そんなわけで今回は4KのBS放送放送を視聴するにあたって何が必要なのか、家の設備はどうすれば良いのか等等お話していこうと思います。
目次
東芝のチューナー内蔵テレビの解説
X920シリーズ
現行の有機EL、X910シリーズの後継機ですね。
タイムシフトマシン対応。
Zシリーズの後継が現在発表されていないため、テレビ単体でタイムシフトマシン録画が出来る機種はこのシリーズだけになりました。
ネット動画は相変わらずNETFLIX、Youtube等のごく一部しか搭載していません。やっぱりChromecast辺りは後付したいところですね。
Chromecastについてはコチラ。
ただ、スカパープレミアムのチューナー内蔵はソニーがやめてしまったので東芝のみのオンリーワン機能になります。
アンテナを立ててテレビを視聴するという従来どおりの事をやるテレビとしては最高峰ですね。
BM620Xシリーズ
現行のBZシリーズの後継機種になります。
番組の2画面表示に対応しています。結構便利に使ってる方も多いのであると嬉しいですね。
液晶はもちろん倍速液晶、120コマになります。
ただ、部分的に黒を差し込んでいるので若干明るさが暗いのがちょっと気になります。
LEDもエッジ式になってしまったので他のと比べると暗め・・・
ただ、前回受けの良かったバズーカスピーカーを搭載しているので、音の質はとても高いです。
下手なシアター通して聴くよりずっと良いですよ。
M520Xシリーズ
エントリーモデルです。
倍速なし、バズーカなしの現行のMシリーズの後継っぽい感じです。
上記2つに比べ、色々と機能は落ちちゃっていますがそれでも「4KBSチューナー内蔵」という所に非常に大きなメリット。
手軽に4KBS放送を楽しみたい方にオススメです。
BS4Kチューナー TT-4K100
現行の4KテレビにHDMI接続するだけで4KのBS放送が視聴できるようになります。
4K録画自体は1チューナーだけなので録画の最中は他のチャンネルに出来ません。
ただ、録画できるだけでもかなり有用なのは間違いありませんね。
コチラの発売は今年の秋頃の予定となっています。
4K放送を見るために
従来の環境でBS4K放送を観る場合
4K対応のBSアンテナじゃない!と言う場合でもご安心下さい。
上図の6chは4Kチューナーと4Kテレビさえあれば視聴できます。
まずはこの4K放送見てみてから本格的に導入するかどうか考えても良いかもしれませんね。
BSで放送する全ての4K放送を視聴したい場合
この「SH」というマークの付いたものでアンテナ、ブースター、分配器、分波器を揃えてあげることにより、先程の6ch+12chの18chを視聴することが出来ます。
こっちは電波の種類が違うため、全て対応させてあげる必要があります。
先日お客さんに4K受信できるようにしたい!と言われて見積を上げてみましたが総とっかえでおよそ10万弱かかります。
対費用効果に見合っているかどうかを検討しましょう。
まとめ
今回は東芝のBS4Kチューナー内蔵のテレビの紹介と4K放送の仕組み、受信方法をご案内しました。
新しい環境にする、物にするというのはとにかくお金がかかりますので自分の興味とご家族と相談してじっくり決めていきましょう。