本日お客さんから貰った電話。
客「この前買ったポータブルのDVDプレイヤー、一回の充電で5時間しか保たないんだけど」
僕「それは申し訳ありません、説明書には何時間と書いてありましたか?」
客「8時間って書いてある」
僕「そうだったんですか、それだと・・・」
おおよそこんな感じです。1ヶ月位使用していたそうです。
で、そのプレイヤーの仕様を見ると確かに約8時間とは書いてあります。
ただ、今回の件だと不良かどうかの判別が難しく、結果様子を見てもらうことになりました。
え?だって書いてあるのの半分くらいだよ?おかしくない?
そんな充電時間と使用時間について今回はお話していきます。
目次
充電時間と使用時間
メーカーの想定している状況と環境次第。
気温や湿度、使用頻度や待機状態の有無などによって大きく左右されます。
過酷な環境下では大げさじゃなく使用できる時間が半分以下なんてこともあります。
例えば今回のお客さんのケースだと満充電後、車の中に一晩放置した後の使用だったそうです。
自然放電そんなにするの?と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、北海道の車内はこの時期まだまだ寒く、氷点下近くまで下がる時間帯もあるくらいです。
それでそのプレイヤーの推奨使用温度は10℃~40℃と書いてあります。
この範囲を超えると著しくバッテリーの寿命は減ります。
今回の件もおそらくは10℃以下になる時間が長く、そこで放電してしまったんでしょうね・・・
それ以外に目安時間まで使用出来なくなる原因。
一番多い原因としては
「充電したまま放置する」
コレです。
最近のスマホなんかでは充電したまま放置しても問題ない機種も増えてきてますが、それでも電力を加えることによる発熱を抑えるために満充電後は充電器は抜きましょう。
スマホ以外の充電式の物なんかは特に気をつけて下さい。
買ったばかりでも1週間程度挿しっぱなしにしておいたら動かなくなった!なんて例もあります。
その場合、買った所に持っていっても実費で修理になる可能性が高いです。
何事もやりすぎは禁物ということですね。
その他にも電池式の場合はアルカリ電池とマンガン電池を組み合わせて使ったりなんてことをすると電圧の違いから製品がダメージを受ける場合もあります。
コレも避けたい所です。
電池が足りなかったら間に合わせるのではなく、新しく買いましょう。
故障を疑う場合
すぐに電源が切れる。
「いくら充電をしてもコンセントを抜くとすぐに電源が切れる」
「充電容量の%がいつまで経っても一桁から進まない」
こんな場合はバッテリー、もしくは本体の不具合の可能性が高いです。
購入してすぐの場合は初期不良の可能性があります。速やかに購入元に相談しましょう。
電池認識してない。
ノートパソコンなんかでよくある話です。
バッテリー繋いでるのにバッテリーが接続されていませんという表示になっていたり、認識したりしなかったりという事があります。
バッテリーの交換を行いましょう。
まとめ
今回は充電や電池の使用についてお話しました。
どの商品もメーカーの定める使用環境において使用することが定格通りに近くなります。
そこを気をつけながら使用するようにしましょう。