たろっさの言う事は分かったけど、近くにお店が1店舗しかないよ!?
普段忙しすぎて、そんな悠長な事やってる暇無いよ!?
だけど家電安く買いたい!!
はい、そんな欲張りさんのために、今回は電話での店舗への問い合わせを活用するコツと参りましょう。
実際に来店出来るのに越したことはありませんが、安く買うツールの一つとして考えていただければ幸いです。
しかしながら、電話を活用するのは難しく、下手すると選択肢を狭めてしまう・・・なんて事にもなりかねない、言わば諸刃の剣な側面もあります。
絶対に電話口の店員に言ってはいけない事を見つつ、活用法を見ていきましょう。
目次
やっちゃダメな事一覧
執拗に具体的な値段提示をさせる
「このチラシに載ってる商品、ネットだと○○円なんだけど、これと一緒になりますか?」
「この商品、買うとしたらいくらまで値引きしてくれますか?」
実際に来店してもらっての交渉なら幾らでも余地があるんですが・・・
実を言うとあまり知られていませんが、「具体的な金額提示は電話口では一切出来ない」のがルールなんです。
理由は単純、競合他社の問い合わせを回避するためです。
電話は相手が見えません。それ故に、相手がどういう人なのかと言う事が対面販売以上に分かりません。
声の調子、なまり、抑揚から相手の立場、性格、年齢を推し量る事しか出来ません。
よって、ある程度ぼかして
「勿論他社の金額には対応させて頂いております」
「実際ご来店頂いてお値引き対応させて頂きます」
といった、ある程度アバウトな事しかお話できませんので、別の手段を考える必要があります。
競合他社から電話をかける
そんな事する人いるの!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1週間に2-3件受けます。
「こっちの電器屋ではこの商品××円でやるって言ってるけど、そっちは出来るの?」
「こっちはまだ下げられるって言ってるけど?」
はい、言わずもがなですね。
どうぞそちらで買って下さいとなるだけです。
実際、こっちのお店に居ない時点で最初からこちらで買う気は無いと判断することがほとんどです。
効果があるどころか逆効果です。
明らかな不当値引きの金額提示をする
「ネットの最安値に合わせてください」
「このTV、広告27万だけど、20万が予算なので何とかして下さい」
基本、電話応対で思い切った値引きをすることはありません。
こちらも根拠があれば対応できます。裏を返せば根拠が無いと対応できません。
自分の交渉の札の根拠を明示できない場合、極端な値引きは一切効きませんし、聴きません。
じゃあどうすれば電話を有効に使えるのか?どうすれば販売員は動いてくれるのか?
これが以下の通りになります。
購入意欲を全面に打ち出し、事前に担当者にアポを取る
「こちらの商品をそちらのお店で買いたいと思ってます。ネットで見る価格が大体これくらいなんですが、ある程度対応してもらうことは可能ですか?」
これくらいの当たり障りのないレベルの金額提示が望ましいと思います。
電話応対で販売員が
このお客さん良い人そうだなー
無茶言わないし、来てくれたらいいなー
こうやって思わせられれば勝ちです。
具体的にいつ来店するかを伝え、電話担当者、もしくは担当の名前をしっかりと聞いておきましょう。
行きたい日に出勤してるかどうかも聞いておき、もし休みだった場合、別の日に来店をずらす等すると好印象に繋がりやすいです。
ここまでやっておけば、当日邪険に扱われることは非常に少ないと思います。
まとめ
電話応対はあくまで補助です。実際の来店より安くなることはまずありません。
ただしアポを取ったり、販売員に事前に話をして対応してもらうだけで印象はガラリと変わります。
ツールの一つとして活用してみてはいかがでしょうか?