基本的な値引き方法はお話した通りですが、来店したお客さんが店員の事を見ていると同時に、店員もお客さんの事を見ています。
勿論、仕事ですし好きでやっている方も多いですから、ある程度どんなお客さんにも柔軟に対応するようにはなっていますが・・・
中には困ったお客さん、最初からこちらが相手にすることを諦めるようなお客さんも実際に存在します。
そんな中でもこれだけは言ったらダメ!というワードを紹介していきます。
値引きできなくなるパターン集
小出しにする
例:39,800円の商品
客「この商品いくらになりますか?」
店「今でしたら37,000円でやります!」
客「実はあっちの電器屋さんでは35,000円でって言われたんだけど・・・」
店「それでしたら34,800円までならやります!」
客「向こうは更にそこからポイント10%付くって言われたんだけど」
こうなった場合、大体検討になります。
最初から自分の予算、目標金額も提示せず、最大限の値引きをやるスタッフはほぼ100%居ないです。
意外と多いんですよね~・・・偉い経済学者の方とかもTVで声高に言ってるのを見ますが、流石に・・・
尚、これ同じ店で頻繁にやると店員がまともに相手をしなくなります。
これいくら?
これ言ってくるお客さんはどんな値段提示しても「え?それだけ?」みたいな事を言います。
一発目からこれ言われたら、ココロの中で「書いてあるよ?」って言ってます。
最低でも参考価格の提示や、商品に関する話をしてからにしましょう。
言わずもがな、これで店員から最安値価格を引き出すのは無理です。
意思疎通の出来ない方は得するのは難しいと思います。
いつもここで買ってるんだけど?
これ、非常に多いです。10件に1-2件言われます。
自分の贔屓、指名のお客さんがそうやって言ってくるなら話は別ですが(と言ってもそういった方はそもそもそんな事言いませんが)
販売員側としては、過去の事には全く興味ありません。
「いつも買ってるから安くしろ」
全く筋が通ってません。
多分どこの店でも同じ事言ってるんだろうなあ・・・位にしか思ってません。
ネットだともっと安いよね?
そうですね、ネットだともっと安いかもしれませんね。
だったらネットで買えば良いんじゃないでしょうか?とまでは言いませんが、全く考えずにネットと同じ値段にと言うのは無理です。
スマホと一緒に提示してくれたほうがずっとやりやすいです。
値引きには根拠が必要ですし、こちらの利益を減らして買ってもらってるという大前提を尊重してくれると嬉しいですね。
まとめ
当然の事ながら、こちらも人間です。
最初から高圧的、コミュニケーションを放棄してる方に合わせる必要は無いですし、
何より気持ち良く買い物をしてもらいたいし、こちらも気持ち良く物を売りたいです。
そこを考えて接するだけで随分と価格交渉は上手くいくようになりますよ。