前回は冷蔵庫、洗濯機の代表的な故障の修理費用を見てきました。
こちらですね。
今回は他によく聞かれる
- エアコン
- テレビ
- ブルーレイレコーダー
を見ていきます。
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目次
エアコンの修理代金
電源が入らない!
- リモコン→5,000~15,000円
- 基盤→10,000~30,000円
- 室内モーター→19,000~35,000円
ありがちなパターンですね。
リモコンがおかしいのか本体がおかしいのかで値段はガラリと変わります。
うんともすんとも言わないのでかなり不安になりますが、運転するけど冷えない等より全く電源が入らない状態の方が実を言うと修理費用は安かったりします。
冷えない!暖まらない!
- 熱交換センサー→10,000円前後
- 冷凍サイクル、圧縮機→60,000~120,000、要見積
- 基盤→10,000~30,000円
エアコンの肝というべきコンプレッサーを中心とした冷凍サイクルがおかしくなった場合、平気で100,000円以上かかる場合がとても多いです。
冷房専用の50,000円程度のエアコンだろうと300,000円を超える暖房エアコンだろうと同じだけかかります。
後者の場合は直すかどうか天秤にかけるところですが、前者程度のエアコンであれば直すだけ無駄です。割り切って新しいのに付け替えましょう。
③.室外機が回らない!
- 室内機⇔室外機電源ケーブル→18,000~30,000円
- 室外機基盤→25,000~40,000円
- 電源センサー→10,000~20,000円
- 基盤→10,000~30,000円
- 圧縮機→60,000~120,000、要見積
これ結構厄介なんですよね。
室外機が回らなくても室内機から(温度はお察しですが)風は出るため、発見が遅れる場合があります。
更に室外機が回っていないと一口に言っても上記の辺りの可能性が高いと言うだけで色々な要因が考えられます。
中にはネズミがケーブルを噛み切ってしまったなんていう事例もあったりするくらいです。
きちんと分かる人を呼んで見てもらうのが大事ですね。
余談ですがエアコンの定格使用年数は10年です。
かなり丈夫+とりあえず冷えが悪くなってきても全く使えないほどではないという曖昧さから、定格年数を超えて使う方が非常に多い家電でもあります。
ただし、各メーカー共部品供給は10年で終了のため、それより長く使用している場合はノータイムで買い替えましょう。
家に呼んで部品無いよーって言われるだけで出張費5,000円前後を支払うのはあまりにも馬鹿臭いです。
テレビの修理代金
電源が入らない!
- 電源基盤→10,000~50,000円
- 電源ケーブル→10,000円前後
- メイン基板→20,000~70,000円
一番多い状態です。
大型のテレビの中には100,000以上する基盤もあったりすることがあります。
電源ケーブルも別添で着脱可能のものであればメガネコード買ってくるだけで良いんですけどね。一体型になってるものが多いです。
映像が出ない!線が入る!画面が乱れる!
- 液晶パネル、バックライト→60,000円~要見積
- メイン基板→20,000~70,000円
映像が出ないけど音は出る、異常に映像が暗い場合などもこれに該当します。
一般的には液晶パネルの交換がテレビの修理ではダントツで高く付きます。
60インチの4KTVのパネル交換の見積を受けたことがありますが、確か300,000円位だった気がします。
パネルが2~3年でおかしくなってしまい、保証がなかった場合は運が悪かったと割り切って諦めた方が早いと思います。
リモコンがきかない!
- リモコン→2,000~6,000円
リモコンは各量販店どこも汎用品を用意しています。
ただ、録画の特殊な機能やそのテレビにしかついてない機能などを使用している自覚のある方は大人しくメーカーから純正品を取り寄せたほうが良いでしょう。
汎用リモコン+1,000~2,000円程度で買えちゃいますからね。
音が出ない!
どういうスピーカーがテレビについているかで大きく金額が変わってきます。
テレビの縁の下側の裏についているテレビはスピーカー自体がそんなに大きくない+そこまで音質にこだわっていないため、安く上がります。
反対にパネル前面に大型スピーカーがついているタイプのテレビなどになるとそれだけ高額になってきます。
PanasonicのDX850シリーズやソニーのX9350D、X9500E等ですね。
ブルーレイレコーダーの修理代金
こちらの場合、どこが壊れていてもほとんどが定額修理です。
レコーダーを持ったことがある方、ずいぶん軽いなと思ったことはありませんか?
実は中身は単純明快で
ハードディスク
ブルーレイドライブ
接続端子の乗っている基盤
しかありません。
どれがおかしくても大体
20,000~35,000円程度
であることが多いです。
ただし、ブルーレイドライブがおかしいだけでも基盤を変えなければいけないことが多く、ハードディスクのデータは初期化してしまうことが大半です。
そうならないためにも定期的に残して置かなければいけないテレビ番組や動画データ等はブルーレイに書き込んでおきましょう。
いきなり壊れてしまい、ハードディスクの中身どうしよう・・・と言う方は以下のデータ復旧サービス
を利用したりして、大切な思い出を残しておくと良いかもしれません。
出張修理について
前回、今回とお知らせした物についてはほとんど全て出張修理になります。
保証がある場合は良いですが、無い場合で「これ、壊れてないか?」と思った場合は必ずメーカー修理窓口に連絡して下さい。
間違っても取扱相談等のお客様センターにかけてはいけません。「壊れてるかどうか判断つかないので有償見積でお伺いします」しか言ってくれません。
その点修理窓口であれば見なくても修理費用の概算を教えてくれる+その場で修理の意向、日程を伝えられるなどの利点があります。
お客様相談窓口はあくまでも操作説明は商品のサポートを受けたい場合に活用しましょう。