接客をしているとよく
「こっちの商品とこっちの商品の機能はそれしか違わないの?」とか
「そこ以外の違いは無いのにこんなに値段違うの?」とか言われたりします。
もちろん家電以外のどんな商品でもそうだと思うんですが、必ず良い物悪い物と言うのは存在します。
食品とかでも中国産うなぎと国産うなぎは値段が違いますよね。
家電も実は機能以外にも色んな所が違います。
今回はそんな家電の「何でこんなに値段が違うの?」という疑問にお答えします。
同じカテゴリ、同じメーカーの商品の価格の違い
機能が違う
当然ながらコッチの商品は○○が出来て安い方は出来ない等が挙げられます。
例としては洗濯機は乾燥機能が付いているかどうか、レンジはスチーム機能が付いているかどうか、エアコンは自動お掃除が付いているかどうか等様々です。
もちろん機能が増えれば増えるほど値段は高くなります。
ただ「乾燥機能は使わないよ」とか「温めだけでレンジは良いんだよね」とかそういう事ももちろんあると思います。
大は小を兼ねると言いますが、それで使いづらかったら本末転倒ですよね。
自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
質が違う
テレビや冷蔵庫、パソコン等に多いですが上位モデルは国内生産、下位モデルは国外生産だったりとコストを抑えているのも一つ大きな要因です。
基本的に家電で「安くて良いもの」はありえませんのでご注意。
安くて良い物なんてあったら皆飛びつきます。それ以外売れなくなります。
なるべく良い物とか言われますが安いものは安かろう悪かろうです。そこは覆りません。
良い物欲しかったらお金出さないとね。
ただ、昨今は国内生産より国外生産の方がしっかりしていたりと言うこともあったりします。
「国内生産」って日本の工場で外国人作業員が作ってても国内生産って言っちゃいますからね。真実はメーカーにしかわからないです。
国外生産→なら別の物ってなることもありますが、最近はそんな気にしなくても良いような気がします。
サービスや保証が違う
お客様は神様じゃないです。人間様です。
と過剰サービスかどうかは論ずるのはまた別の機会にして、上位モデル購入のお客さんには特別な特典があったりと様々なサービスがあったりします。
例えば先日、ソニーの「KJ-100Z9D」を販売した時の事です。
この機種、スタンド込みで重量がおよそ150kg弱あります。
ソニーのサービスがもちろん無料でお伺いしてお客さんのお家を下見。
その後、受注生産を受けてソニーのサービス、営業が直接お客さんのお家に納品。
粗品としてすごい高級そうなお菓子もプレゼントしてました。
で、この前そのお客さんからバックライトの明るさの調節が上手くいかないとの相談を受け、ソニーの窓口に100Z9Dを買ってくれたお客さんの名前を伝えた所
「○○様ですね!只今よりサービスがお伺いさせて頂きます!」と日取りの話とかも一切せず、これから直接お客さんのお家に向かうという凄いサービスをしていました。
いやまあ高級車買えるレベルの値段ではあるんですが、上位のモデルを購入するとこういうメリットがあるんだなーと感心してしまいました。
これは極端な例ですが、上位のモデルを買うとオマケでちょっとしたものが付いてきたりと色々と嬉しいポイントがあります。
そういったオンリーワンのサービスも上位モデルならではですね。
まとめ
今回は家電製品のモデルごとの違いをまとめてみました。
もちろん最低限の機能で安く購入するというのも一つだと思います。
しかしながら上位モデルを購入するとやっぱり色んなメリットがあることも事実。
長く付き合う家電だからこそ、良い物を購入するのも一つではないでしょうか。