先日LANケーブルの接客でお客さんと話していて
「そういえば世の中には10万超えるようなLANケーブルなんてあるんだってね。たろっささん知ってる?」
「知ってます知ってます、純銀使ったりしてやばいらしいっすよー」
なんて話をしました。
LANケーブルに限らずケーブルと名の付くものには「この値段バグってない??」みたいな物がいっぱいあります。
しかも恐ろしいのがその値段で買う人がいるという所・・・
今回はそんなケーブルの紹介をしていこうと思います。
目次
はまると大変!?高値ケーブルの数々
LANケーブル
Wire World Platinum Starlight PSE/1.0m [1m]
知る人ぞ知るWire WorldというメーカーのLANケーブルです。
40Gbps対応のCAT8規格、導体に純銀を使用しています。
勿論普通のインターネット回線の使用をするだけなら全く必要ありませんが、このケーブルの一番大事な所は「インターネット経由の楽曲の音質の向上」という所にあります。
伝送速度、伝送の質が飛躍的に向上するという謳い文句です。
AET SIN LAN HR S
なになに、ちょっと抜粋してみますね。
鏡面精度高周波導体の採用
導線に交流電流を流すと、その周波数が高くなるほど、電流が導体の表面に近い所ばかりを流れるようになり、中心にはほとんど流れなくなる表皮効果が発生します。そこで導体表面をダイヤモンド工具で鏡面加工し、抵抗成分の除去を行った高周波用導体を使用しております。
信号の混在を防ぐ十字型セパレーター
十字型セパレーターによって、4対のペア線を確実に分離し信号線の干渉を防いております。クロストークとノイズから大切な音楽情報を混濁させることなく伝送します。
電磁波遮蔽対策を施したスリーブとコネクター
オーディオ機器などから漏洩する電磁波は音楽成分を汚すノイズの一因となります。電磁波の遮蔽及び減衰に特殊な電磁波コーディングを行ったスリーブを採用、コネクターはシールド処理、取付部にも対策し万全を尽くしております。 高周波対策を行った絶縁材とシールドの採用 強力なシールドは大切な音楽成分までも遮蔽し、音を濁らせてしまいます。 シールドと信号線の間に高周波用にチューニングされた特殊ポリエチレンテープを2重に配置し干渉を防いでおります。
要約するとちょー凄いって事ですね。
とにかく伝送のロスが少ないっていう事でしょうか。
HDMIケーブル
エイム電子 FLR2-05
端子は亜鉛合金+24金メッキ、導体に純銀を使用したフラットタイプケーブル。
絶縁体にポリエチレン*2の二重構造を採用。
当然ながら4K/60P 24Bit対応です。
とにかくノイズが入らないようにという感じの超密閉構造ですね。
伝送のロスを抑えるために贅の限りを尽くしている感じです。
スピーカーケーブル
JORMA DESIGN (ヨルマ・デザイン) JORMA ORIGO スピーカーケーブル シングルワイヤーケーブル 1.0m
スピーカーケーブルというか音響にこだわる方はここまでやるようです。
お値段なんと・・・
920,000円(税別)。
(*´∀`)・・・まじかー
導体材質に
導体材質 純度 99.999999%銅 (酸素及び他の不純物を除去)
酸素って除去出来るんかー・・・
なんか色々規格外ですが世の中は広いですね。
まとめ
今回は世の中のすごい値段のケーブルをご紹介してみました。
全てオーディオ機器に使う為に作られたケーブル達ですね。
それにしても凄いですね・・・
皆さんもこういうのを探してみると面白いですよ。