あっちのヤマダにはHDMIケーブル10mあったのにこっちのヤマダには5mまでしかない・・・
こっちのケーズの方が小さいのに何故かテレビの品揃えがあっちの大きいケーズより良い・・・
こんな経験、したことありませんか?
これが「大きいお店にはあるけど小さいお店には無い」なら納得行きます。
ただ「小さいお店にあるのに大きいお店にない」なんてことも実は結構あったりするんです。
今回はこの理由とない場合はどうすれば良いのかをお話していこうと思います。
売場の品揃えの仕組み
アイテムカテゴリーごとに入れる商品の範囲が決まっている
家電量販店には色んな商品が置いてあります。
ただその中で同じ家電量販店でも土地柄売れるカテゴリーのアイテム、売れないカテゴリーのアイテムがあるんですね。
例えば湿気の多い海側の地方では山側の地方に比べ、除湿機が10倍売れます。
北海道にはコタツという文化が無く、本州以南に比べてコタツはほとんど売れません。
この様に土地柄、気候柄で売れるものは違います。
そこでアイテムカテゴリーごとに導入する商品、導入しない商品を分けて展示、展開をしているんです。
そうなってくると当然、売れないとされている商品群の品揃えは悪くなります。
なので、向こうの方が小さいお店なのに○○の品揃えが良かった!という事になるんですね。
近くに競合店がある場合
これはわかりやすく両店ともに似たような品揃えになります。
理由は単純、他店に負けないためにですね。
電器屋同士で値段も同じ、接客のレベルも対して変わらないのであればどちらを選ぶかはすぐ手に入るかどうかが決め手になります。
片方は展示していて在庫もある、片方はカタログで決定で商品も取り寄せ、となるとどうでしょうか?
展示してあって在庫ある方を当然選びますよね。
そうならないためにも競合店が仕入れている商品はなるべく店頭に置くようにしているんです。
Appleのみ例外
何から何まで特別扱いのAppleさんです。
Appleだけは店の大きさ関係なく
販売台数の多い店にだけ商品を卸します。
なのでどんなに大きくても売れないお店には見向きもしませんし、どんなに小さかろうと規定台数をクリアしていれば最新の什器とMacをどんどん置いていきます。
Macの置いてあるお店=Appleの製品をきちんと接客できるレベルの店員がいるという事でもあります。ガンガン質問しましょう。
実はそれを利用して商品を安く買う方法なんかもあるんですが、その辺りはメルマガにてお話していきます。