今年は引っ越し難民と言う言葉を頻繁にテレビで聞きました。
現状も解決しておらず、4月の上旬まで引っ越しがずれ込むと言う方もいらっしゃると思います。
ただ無事引っ越しが出来てある程度部屋の配置も決まり、一人暮らしの体制が整った方も大勢いらっしゃることと思います。
そんな時に気になるのが家電の取り扱いです。
きちんと正しく取り扱いをしないと不便を感じたり、最悪の場合火災や感電などの重大な事故に繋がる可能性もあります。
また、節電をすることによって一人暮らしの生活を楽にできるということもあります。
今回はそんな一人暮らし物件で使用する家電に関するオトクなお話です。
家電の取扱いに関する注意
タコ足配線を極力減らす
今まで実家等だった方は特にタコ足配線について考えたことがある方は少ないと思います。
ただ一人暮らしとなると話は変わります。
全て付けっぱなしにしていると常に使用電力はカツカツになり、すぐブレーカーが落ちてしまうという現象に陥ります。
これは単純に一人暮らしの場合の部屋の配電が非常に小さいことが原因です。
例えば100V15Aでの契約の場合。
計算は100*15です。つまり1,500。
たった1,500Wを一緒に使うだけで部屋のブレーカーは落ちます。
ケトルと電子レンジやIH調理器なんかはもちろんのこと、場合によってはコタツとヒーターだけでもダメです。
特に熱を発するものは軒並み1,000W超えです。
主に1,000Wを超える出力を持つもの:レンジ、トースター、ドライヤー、ケトル、ポット、IHクッキングヒーター、電気ストーブ等
上記を2つ同時に使うと落ちます。
そうならないためにも、タコ足配線は出来る限り避けましょう。
ただそうは言っても一人暮らしの場合、コンセントの数が少ないことが多いです。
配線も複雑にしないといけない場合は、口それぞれで電気を遮断できる物を選びましょう。
こんなのですね。
使わない時はスタンバイじゃなく電源をOFFにする
今の若い子XPのシャットダウンボタンなんて知らないだろうなあ・・・
皆さんもご存知の通り、テレビやレコーダー、PC等はスタンバイモードにすると微弱な電流を流し、次回の起動を早くしています。
連ドラ録画なんかをしている場合は別ですが、そうでない場合はテレビも電源を抜いちゃって良い勢いです。
使える電力のリソースは他の所に注ぎたいですね。
充電器なんかも挿しっぱなしではなく、小まめに抜いた方が経済的ですね。
後充電は常にマックスにしておくわけでなく、減って切れそうになってから充電をした方が電池にも充電器にも優しいです。
止まっちゃダメなものを挿しておく場所は極力電化製品を少なめに
新築の物件であればそこまで気にすることは無いですが、古い物件の場合は一つ一つに来ている配線が古くなり、劣化をしている場合があります。
そうなると電力の供給が不安定になり、光回線のONUやルーター、冷蔵庫などの繋ぎっぱなしにしておかないといけない物がピンチになります。
これは物理的にそこの電源コンセントから取る数を少なくするのが大事になってきます。
そうすることにより分電しないため、安定した供給が出来るようになります。
まとめ
今回は一人暮らしに必要な家電の取扱についてまとめてみました。
どれも基本的ですが非常に重要なことになります。
はじめての一人暮らしで事故が起こってからでは遅いです。気を付けましょう。