【2020年最新版】乾燥するこの時期に・・・加湿器のオススメ。超音波式と気化式
前回の記事に引き続きになります。
前回の二つはお湯にしたり沸騰させたりという事はありませんでしたが、今回の方式は熱を使う物になります。
加湿器の違い
スチーム式
水を沸騰させて水蒸気を放出する方式です。
煮沸させるので殺菌、除菌はバッチリ。超音波式、気化式に比べてもとても衛生的です。
ストーブの上にやかんを乗せてるみたいな感じですね。
※イメージ図
加湿器の使用は冬場がほとんどです。お湯を沸騰させているので部屋の温度を下げる心配もありません。
それどころかスポット暖房的な使い方も出来るくらいです。
加湿能力も湿度が多少上がった所では全く落ちません。
かなりメリットも多いのですがデメリットも大きいです。
まずは電気代。大げさじゃなく気化式の約20倍かかります。
8時間使用で気化式が1ヶ月におよそ100円程度に対し、スチーム式は2,000円弱です。
暖房などの光熱費がかかる冬に月2,000円は結構大きな数字です。
また、沸騰したお湯がその場に置いてあるのと同じ考え方な為、小さい子供が触って火傷をしたり、タンクをひっくり返して大変な事になる事もあります。
毎年スチーム式加湿器による事故が全国で数十件起こります。取り扱いには本当に注意して下さい。
あとは常にお湯を沸かしているため、コポコポとお湯を沸かす音が聞こえるものも。
リビングなどのある程度音のある部屋で使用するのであれば気にならないかもしれませんが寝室などにはあまり向いていません。
ハイブリッド式
左はスチーム式+超音波式、右はスチーム式+気化式です。
超音波式と組み合わせる場合、ネックだった衛生面の問題が解決します。
気化式との場合は低かった加湿能力を補ってくれる感じですね。
どちらもヒーターは補助的なものになりますからスチーム式の1/2程度の電気代で済みます。
いいとこ取りで加湿能力も高く、どんなお部屋に置いても一定の効果を発揮してくれる所が売りですね。
ただ、最大の欠点が・・・
単純に本体の価格が高いんです。
下手すれば加湿空気清浄機が買えるくらいの値段のものもあったりします。
裏を返すとそれだけ加湿能力が高いんですが、お財布と相談しましょう。
※2020/1追記
最近ではかなり価格を抑えたものも登場しています。
こちらだと大きなデジタル表示もついているため、非常に見やすいのが特徴。
更には家電芸人で紹介されたお手入れが非常に楽なモデルも。
コチラの場合、本体のフィルターケース部分にプラスチックの使い捨てトレイが装着できるようになっているため、シーズンが終わったらそれを捨てて新しいのを入れるだけと非常にお手入れが楽。
次回は4つの性能をまとめて「結局どれが良いの?」という所を見ていきます。