温水洗浄便座。またの名をウォシュレット。
この仕事、ある程度のレベルの販売員は結構他店への販売応援の出張が多かったりします。
そんな時、出張先のトイレにウォシュレットが無いとかなりガッカリしちゃいます・・・
こんなのもあります。出張時必携です。
ただ自宅ではもちろんこんなの使いたくないですし、出来れば気持ち良くて省エネな商品を選びたいですよね。
今回はそんな温水洗浄便座の選び方と取り付けはどうすれば良いかなどの疑問に関してお答えしていきます。
目次
温水洗浄便座の種類
温水便座には大きく分けて2種類あります。
貯湯式
上図のように「タンクにお湯を貯めて保温し、その水を使用する」方式です。
言ってしまえばポットのような感じですね。使用しない間もずっと保温しています。
もちろんタンクの大きさは有限のため、長時間洗浄を使用していると途中で水が冷たくなります。
夏は良いんですが冬は冷たくて飛び上がりそうになります。
本体価格はお買い得になっているものが多いですが、ずっと温めているので省エネ性は高くありません。
また、本体の後ろのタンクが大きいためにどうしても便座に傾斜が出来がちです。
大柄な方には少しきついですね。
瞬間式
使用する瞬間に水を温める方式です。
着座センサーが反応してから出るまでに若干時間がかかります(10秒程度)が、その後は3分以上の長時間とかでも無い限り、常に一定の温度です。
使用する時だけヒーターに通電して水を温めるので省エネ性が全然違います。
年間で貯湯式に比べて3,000-5,000円位は変わりますね。
本体が貯湯式に比べて全体的に高くなるのと、グレードの低いものを使用すると出始めが若干冷たかったりします。
ただそれを補って余りあるメリットがありますので買うならこっちを買いたいですね。
グレードの高いものになると便座も瞬間式になります。更に省エネ。
温水洗浄便座の取り付けは個人で出来るの?
以下のサイトが非常に分かりやすくまとめています。
こんな感じで個人で取付はドライバーさえあれば出来ますが、人によっては不安な方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そういう時は素直に量販店で頼みましょう。
大体5,000-8,000円程度で設置してくれますよ。
たろっさオススメ!温水洗浄便座
東芝 SCS-S300
ビジネスホテルに付いていたり、飲食店でも付いていたりとコストパフォーマンス抜群のこちらをご紹介です。
20,000前後で瞬間式、ステンレスノズルは他にありません。
機能もオート脱臭機能も付いており、必要な機能は一通り揃っています。
しかしながらコスト削減のためかプラスチックの加工が結構チープなのが玉に瑕ですが、値段を考えるとこんなもんかなと思ったりもします。
パナソニック DL-RJ40
パナソニックの瞬間式+人感センサーによるオート開閉機能付きです。
実は温水洗浄便座って蓋を開けっ放しにしておくと脱臭が始まってしまったり、便座を必要以上に温めてしまっていたり等することがあります。
蓋は閉めておくだけで30%以上も省エネになるんですね。
ただうっかり閉め忘れてしまったり、そもそもお子さんの居る家とかでは開けっ放しになってしまうことがあったりするのはやっぱり電気代が勿体無い・・・
しかしこちらであれば閉め忘れるということもなく、トイレのドアを開けたら自動で便蓋が開いてくれて、使用後は自動で閉まってくれます。
省エネ性は非常に高いですね。
TOTO スワレット CS501
オススメと言うより、冒頭の和式トイレにも付けられるという内容の物ですね。
今時和式のトイレのお家って凄い少ないとは思いますが、田舎のおばあちゃんのお家とかだと普通にあったりしますよね。
歳を取るとどうしても和式だと大変ですし、親孝行してみるのも良いかもしれません・・・!
まとめ
今回は実は意外と奥の深い温水洗浄便座についてお話しました。
新築したりだと最近は当たり前についてくる物ですが、一人暮らしのアパートやなんかには付いていないことの方が多いです。
ただ工事も穴を空けたりなんかは全くしませんので、出る時に原状復帰して下さいと言われても問題なくできちゃいます。
一人暮らしでも快適に過ごせるようになりますよ!