1月も中旬に入り、受験生の方は来週に迫ったセンター試験をはじめとした受験に向けてラストスパートの時期ですね。
結局記述式の回答などは今年は行われないようですね。来年以降どうなるかも不透明ですが皆さん頑張ってください…!
また、今年学校を卒業して春からは新社会人、という方もこの時期は増えてきます。
そういった新生活で春から一人暮らしを行う方々に向けた新生活セットなども家電量販店ではこの時期から出てきます。
とりあえず家電を揃えれば後はなんとかなる…と思っている方。
それだけでは何ともならないこともあったりします。
今回はそんな新生活を始めるにあたって家電を購入する際に気をつけなければいけないことをまとめてみました。
一人暮らし家電を選ぶ際に気をつけること!
搬入経路を確認する
一人暮らしの必須家電として挙げられる筆頭に「冷蔵庫」「洗濯機」があります。
もちろん現代社会は多様性、利便性に溢れていますので学生街となるとコインランドリーやコンビニが近くにあるという方も多いかもしれませんが、やはり長い目で見て節約を考えるとこの2つは活用したほうが良いでしょう。
ただ、一人暮らし用の賃貸物件は間口が狭かったり設置場所が変な形になっていたりする場合があります。
物理的に冷蔵庫や洗濯機より狭い場所がある場合に入らないのは当然ですが、直角になっていたり折返しやカウンターがある場合も気をつけなければいけません。
配送員が搬入するためのスペースも必要となりますので、一番狭いところで実際の冷蔵庫洗濯機の幅+5cm程度はないと非常に厳しいです。
また、アパートなどの場合は3階などでもエレベーターがない場合も多々あり、その場合だと搬入する際の天井の高さがネックになる場合もあります。
もし不安であれば家電量販店で設置搬入の見積もりを立てると確実です。
有料の法人もありますが、ケーズ、エディオン辺りは無料で来てくれますので是非活用しましょう。
動線の確保などは大丈夫かどうか
新生活に置ける一人暮らしはやはり金銭的に余裕がない場合も多々あります。
とにかく家賃を抑えてということを考えた場合、1Kやワンルームなどの間取りしか選択肢がない場合も。
そうなると家電に限った話ではありませんが、余計なものを置いておくスペースが一切ないというケースも発生します。
例えば6畳一間のワンルームだった場合、ベッドを置いてテレビを置いてセンターテーブルを置いてとなるともうスペースが無いなんてことも起こりえます。
冷蔵庫や洗濯機だけでなく、趣味のものを置いておきたい場合にはまず大体の寸法を仕様表などで確認してシミュレーションしてみると良いでしょう。
ブレーカーを必ず確認しよう
一人暮らしの物件は断熱性や放熱性が悪く、夏は暑く冬は寒いという物件が多いです。
築数年のオール電化アパート!なんていうのももちろんありますがそれなりの家賃と月々の電気代を支払う必要があるので現実的ではない場合がほとんど。
そして古いアパートなどになるとブレーカー容量の問題がついて回ります。
契約のアンペア数は10A-60Aから選ぶことになります。
家電に必要なアンペア数を大体の目安で見ていくと
- エアコン・・・起動時15A、省エネ運転時5-6A
- 冷蔵庫・・・2-3A
- レンジ・・・5A-15A(使用Wによってまちまち)
- 炊飯器・・・炊飯時11-13A
- ドライヤー・・・10-12A
- LED照明・・・0.3-0.8A
- テレビ・・・1.5A
- 電気ストーブ・・・9-13A
ざっとこんな感じです。
家電量販店に行くと主要家電は必要な電力量がW数で表示されていますので、その数字で大体決まります。
例えば冬の寒い日にエアコンと電気ストーブを併用しようとすると最大で28A程度を使用することになります。
つまり、10A,15A,20Aの契約の場合はそれだけでブレーカーが落ちてしまいます。
また、契約アンペア数による月の基本料金は以下のとおりです。
一人暮らしだと大体30Aを選ぶ方が多いですが、他に比べて20→30の基本料金の上がり幅が大きいです。
ちょっと疑問もありますがここをケチってブレーカーが落ちるのと悪戦苦闘する日々を考えれば仕方ないと思います。
また、PCや音響など電力を使うものを趣味に持つ方であれば40A程度でも多すぎることはありません。
後半へ続きます。
https://taromomo.com/2020/01/11/新生活シーズン到来!2020年度最新版-一人暮らし用-2/