家電量販店で買うよりネットで買う方が得・・・と思ってる方。間違ってます。前編。
前回に引き続きのお話です。
前回は「実は家電量販店のネット通販かなり安いんじゃね?」という所をお伝えしました。
そこで今回は「じゃあ家電量販店でネットの価格を参考にしてどうやって値引き交渉を迫ればいいの?」という所をお話していきます。
前後編、両方読めば確実に安く買えるテクが身につきます。
家電量販店でのネットを利用した交渉術
まずは自分の今いる店のネットの価格と比較
前編でも少し触れましたが、リアル店舗とそのネット通販の金額は乖離があります。
例えばネットで¥200,000-で出している冷蔵庫がリアル店舗だと表示売価¥278,000-だったりと「何でこんなに違うの!?」と言うくらい違うこともあります。
理由は簡単です。
リアル店舗だとその値段で買っていく人がいるからです。
おかしな話ですが、世の中には一定数「全く比較をしないで購入をする層」という方々がいらっしゃいます。
それ自体が悪ではありませんし、本来の健全な経済状態を考えるとそういう人が増える方が色々と日本の将来も安泰なんですが残念ながら現代社会はそうはいきません。
やっぱり少しでも安く買いたい・・・そう考える方は多いです。
そんな時にネットを開いてリアル店舗の値段そのままだったらご覧になっている方々はどう思うでしょうか。
見向きもしませんね。
だから「ネット売価はネットで売れる値段を基準に リアル店舗売価はそこで売れる値段を基準に」設定されています。
よって価格が違うんですね。
ただ、同じ屋号を付けているショップなんですからそこに価格を合わせろ!と言う要求は全く問題ありません。
むしろ販売員の大半が「ウチのネット、もっと安いんだよなあ・・・」と思いながら仕事をしています。
自分のところのネットの価格に合わせるのであれば若干騙している感じの自分の気持も紛れるため、快く応じてくれる方が多いです。
まずはそこを狙いましょう。
ネット価格と一緒になった次のステップ
さて、自分のいる店舗のネット価格と一緒になったとおもいます。
前編で言ったとおり、実はそれだけでも相当安いんですが、もちろんこれではまだまだ終わりません。
今度は名刺の裏にその金額を記入してもらい、それを持って競合店へと向かいましょう。
以前から言っている通り、この業界マジでびっくりするほど同業他社と仲が悪いです。
お互いの悪口を言い合ったり競合調査に来た相手に平気で嘘をつきますからね。
そんな相手のお店からわざわざ自分の所を見に来てくれたお客さんは本気でありがたい存在です。
そこでコチラが
「〇〇ではこの値段って言ってました。コチラでこれ以下にすることは可能でしょうか?参考ですがネット価格はコレくらいです。」
ここで重要なのが
①.競合店でしっかり価格交渉して値段を出してきてもらって、それの証拠も持ってきている
②.きちんと購入する意欲を見せる
③.ネット価格を提示する=この値段になれば買ってくれるのかな?と思わせる
これをキチンと守りましょう。
そうすると価格ドットコムの一番上の数字までは無理でも、かなり近い数字を出してくれる可能性が高いです。
ここでNGなのが
①.高圧的、横柄な態度(いっぺんにやる気無くなります。んじゃ向こうで買えば?と突っ返される可能性高し。)
②.いつもここで買ってるんだけど?自分はお得意さんだよ?(自分の顧客じゃない限り皆さん思っている以上にどうでもいい情報です。)
③.コミュニケーションを取る気のない人(愛想の悪い店員に客が寄り付かないのと一緒で愛想の悪い客に店員は寄り付きません。)
この辺りです。
お客さんのマナーというか割と人としてどうなの?みたいな態度を取られない限りは普通にご案内します。
ここですべての条件が合致すればかなり希望通りの金額に近づきます。
もうちょっと頑張れそう・・・!と思ったらもう一周位しても良いです。
これで「家電量販店のアフターサービスをしっかりと享受しながらネットショップに近い価格で購入をする」事が可能になります。
まとめ
前後編に分けて「ネットで買うより家電量販店で買った方が安いしお得」という所をお話しました。
これから春を迎えて家電は処分、代替わりのシーズンを迎えます。
上記のテクを踏まえてお得に買物を進めていってくださいね。