以前、こちらの記事を書きました。
この時、設置搬入に関しては設置場所だけじゃないよーという事をお話したんですが、実を言うとそれ以外にも結構見なければいけない場所は多いんです。
今回はそんな搬入時に気を付けなければいけないポイントをお話していきます。
搬入の際に気を付けないといけないポイント
設置場所
最も大事・・・とまでは言いませんがかなり大事です。
以前ドラム式洗濯機の時に「ギリギリだとドア開かないからダメだよー」という話をしましたが大型家電の場合、いちばん大事なのはそこなんです。
こんな風に最低限の隙間を開けてあげないとドアが半開きにしかならなかったり、最悪の場合扉をぶつけて壊してしまうこともあります。
そうならないためにも設置場所は必ず確認しましょう。
搬入経路
一番大事です。
通路に関しては以前お話した通りです。
その他、大型の冷蔵庫や洗濯機、テレビなどは階段上げがあるかどうかも大事な所になってきます。
例えば1Fが車庫で居住場所が2Fの場合は当然ながら2Fまで階段を使用して搬入を行うことになります。
そういった際は「2人で搬入できるかどうか」という所がいちばん大事なんですね。
搬入できて尚且外階段であれば2F位なら無料でやってくれる場合がほとんどです。
ただし団地の最上階で5Fまで階段とかの場合は追加の料金がかかる事がほとんどです。
相場としては3,000-5,000円程度です。
また、見積を入れなければいけない案件としては内階段の2F上げです。
ごめんくださーいと靴を脱いで家の中に入ってから2Fに上がるのを内階段と言います。
こちらも近年1Fが寝室で2Fがリビングのお家などもありますから、意外と多かったりします。
必ず見積もりを入れた方が良いです。ぶつけてヘコんでからでは遅いです。
一度見ておくことで搬入業者も難易度が全然違いますからね。
一番最悪のパターンとして2Fリビングで内階段が搬入不可になってしまった場合。
この場合はユニック搬入になる場合があります。
吊り搬入ですね。
当然クレーンを使用して搬入になりますから50,000円くらいかかるのがザラです。
電線に引っかかりそうだったりとかそういう事情がある場合はどうしようもない事もあったりします。
新築で最初から作り付けで670Lの冷蔵庫を入れててそれが壊れてしまったというお宅とお話したことがありましたが、それは大変でした・・・
ユニックも無理、階段も無理だったのでどうしたかと言うとハウスメーカーでその冷蔵庫をバラバラにして持っていったそうです。
そして当然入らないので670L入っていた場所に縦横一回り小さい400Lの冷蔵庫を納品。
結構悲惨な見た目になってしまっていました・・・
尚、エレベーターが付いててそれを利用して搬入できる場合は階数は全く気にする必要はありません。
玄関からはいる?
お家によっては玄関からの搬入より、庭に出るベランダ窓の方が広くて入りやすいと言うお宅は多いです。
その場合、ここも二人で作業ができるかどうかで料金が変わってきます。
窓搬入で外からの高さが腰より高かったりすると二人で持ち上げることは出来ず、3人4人での搬入になる場合があります。
そうなってしまうとこれもやはり追加料金ですね。4,000円前後です。
ただ入ることには入るのでさっきのユニック搬入等よりはずっと現実的だと思います。
まとめ
今回は搬入についてのお話でした。
吟味に吟味を重ねて商品を購入したは良いものの、搬入できないとなると徒労感が半端じゃないです。
そうならないためにもちょっとでも不安であれば搬入設置の見積を入れていきましょう。