日刊SPA!の記事を読んでいると気になるものが・・・!
家電は1月の値引き率が最も高い!?「いま買うべき商品」を関係者が暴露
かいつまんで読んでみると「1月は売上が期待できないので来店した客にはもれなく買ってもらいたい。雨や雪の日の夕方以降が狙い目。」という所を
都内の量販店に務める販売員の方がお話していたという所です。
高価な商品の類似品を紹介してもらってコストを抑えるテクニックやECサイトの保証の話やタイムセールの話など、
かなり「お、なるほどなー」と思ったことが多かったのでまとめておこうと思います。
1月はほんとに安いの?
記事では「閑散期なので売上を取るために来た客にはもれなく~」とお話していました。
実際閑散期ですし、多少時間かかっても面倒なお客さんでもゆっくりじっくり接客できる時期であるのは間違いありません。
また、年末年始のセールにて売れ残った商品はその後残しておいても仕方ないですし、何より旧商材と現行品を両方共展示しておく・・・なんてことを全部やってたら
とってもじゃないけど展示スペースが足りません。
よって、初売りと同じかそれ以下の値段で旧商材を捌いてしまうなんて言うのはよくある話です。
もちろん価格ドットコムの最安値なんてぶっちぎるくらいの価格を提示することもあるので非常にオトクということがいえます。
前の記事でもお話してましたね。
最初の提示金額が大事?
最安から2割引きを一発目に提示はやりすぎです。
買うことを前提にしての金額提示と言うのは僕らの業界では常套手段です。
今買ってくれるなら~なんていうのは決まり文句です。
著しく低い金額を提示なんて言うのは記事の言うとおりまともに相手になんてしませんが、価格ドットコム見てるなら見てるという事を言ってくれたほうが心証は良いです。
以前の記事で価格交渉のタブーのお話をしましたが、あれですね。
お互い気持ちよくなれないと納得の行く値段は出ないんじゃないかな・・・
ダイソンに似てて安い商品が欲しい!
「ダイソンみたいに吸引力があってフィルターのお掃除が簡単で何でも出来て安い商品はどれ?」
あるわけない。
そんなのあったらダイソン売れなくなる上に皆それしか使いません。
まずは自分の「妥協できない部分」と「無くてもいい部分」を分けて考えましょう。
無くてもいい部分が考えつかない場合はダイソン買いましょう。
例えば「フィルター掃除の手間は多少あっても良いからダイソンより安くて吸引力の高い商品が欲しい!」ならまだ提案できます。
妥協できるのか出来ないのかの判断が大事ですね。
ECサイトの保証をよく見よう
先に言っておきます。リアル店舗以外のサイトで追加料金無しの保証をしてくれるサイトはありません。
冷蔵庫を買ってもメーカー保証のみ。+5%とかとにかく追加料金を払って5年間の保証になったりします。
配送料なんかもそうですね。量販店では配送設置無料を謳ってるものも結構ありますがECサイトではまずありません。
格安でも「北海道、沖縄、離島等のサービスエリア外を除く」場所が無料だったり格安だったりはします。
中央に住んでいるのであれば話は別ですが、田舎暮らしには無縁の話ですね。
ちなみに上記されていた場合、北海道や沖縄等は宅配便サービスのツーマンセルを使用しますので20,000円以上かかります。
更に梱包も解かずに玄関先にドンと置いていって終わりです。
ネット購入を考えている場合、その辺りもしっかり確認してから買いましょう。
保証やアフターを考えるとやっぱり大型家電をネットで買うのは怖いかもしれませんね。
まとめ
今回は日刊SPA!の気になる記事をまとめてみました。
流石に現役の家電販売員の方の話を元にまとめているんだなーという感じがしました。
僕も今は北海道ですが、東京で働いていた頃は確かにネットの価格相対が非常にキツかったなーという事を思い出します。
ただネット通販全盛期と違い、量販店も保証などの差別化によって価格競争を避けるきらいが出てきています。
納得の行く価格までしつこく話をするとどうしても上手くいくものがいかなくなったりすることもありますので、何事も程々に節度を持つのが大事ですね。