秋もどんどん深まってきました。
僕の住んでいる札幌は先日初雪もあり、とても寒いです。
今はまだ日中は大丈夫ですが、これから冬になると洗濯物を外に干す事が出来なくなるのが北海道の辛い所です。
本州の方でも、気温が余りに下がるとやっぱり洗濯物の乾きは悪くなっちゃいますよね。
そんな時でもドラム式の洗濯機があれば選択から乾燥までを全て一手に引き受けてくれます。
形状記憶がついているようなYシャツとかだと出してそのまま袖を通すだけ!
そんな便利なドラム式ですが、今回はその中でも1位のパナソニックと2位の日立を比べてみようと思います。
目次
それぞれの洗濯機の特徴
パナソニック NA-VX9800
パナソニックの上位機種ですね。
売りとなる機能や目新しい機能を紹介していきます。
液体洗剤、柔軟剤自動投入
皆さんは洗濯する際に洗濯機が「洗剤をどれだけ入れて下さい」っていう表示きちんと見てますか?
見てない方、大損してます。
洗濯物に対する洗剤は作用できる量が質量によって決まっており、それ以上入れると全く意味が無いどころか溶け残り、嫌な匂いに繋がることもあります。
しかしながらそんなアナタに朗報です。
この洗濯機は詰め替え用の洗剤と柔軟剤を丸々洗濯機内に入れておけば後は勝手に自分で判断して最適な量を使用して洗濯してくれます。
実に無駄が少ないんですね。
もちろん粉末洗剤でも出来ます。
固形洗剤だけは自身で投入する必要があります。
ただ、仕事に行く前に洗濯物を朝入れておいて夜帰ってくる頃に洗濯終わりになっているという事が容易にできるのはとても便利ですね。
スマホで洗濯
上記の自動投入と連携して使用するととても効果的です。
タイマーセットしてきたは良いけど今日は残業で遅くなりそう・・・
そもそも洗濯物セットしてきたっけ・・・?
こんな心配もスマホから全て確認をすることができ、変更も容易ですね。
夫婦共働きや仕事で帰りが遅い方でも安心。
温水泡洗浄
以前から長いことついている機能ですね。
皮脂や脂の汚れなどの黄ばみやすい汚れというのは全てタンパク質で出来ています。
これらは40℃前後で一番活性化し、汚れ落ちしやすくなります。
ヒートポンプで作成した温風を水に吹きかけお湯にしてそれを洗いに使用します。
そうすることにより汚れ落ちがとても良くなるんですね。
ヒートポンプ乾燥
エアコンやセントラルヒーティングで使用されている方式ですね。
ヒーターを使用しないため非常にエコです。
温度が上がりすぎないのと除湿をしながらの乾燥になるため、所要時間は少ないのが売りです。
日立ビッグドラム BD-NX120A
日立からはこちらの機種です。
早速機能を見てみましょう。
奥行き62cmの省スペース
通常ドラム式は何処のメーカーも奥行きは70cm以上の物しかありませんでした。
しかしながらコチラの機種、ドラムの入れ方をほぼ水平にした為に省スペースを可能としています。
洗濯機を置くスペースは脱衣場であったりする場合が多いと思いますが、ランドリー室みたいなものを別に付けられるご家庭以外だとかなり狭い事がほとんどです。
そうなった場合、この機種なら置きやすいですね。
温水ナイアガラ洗浄
ドラム式洗濯機で繊維の細かいものを洗うとゴワゴワするという話をよく聞きますね。
それは洗濯の方式が「水の少ないたたき洗い」になるからなんです。
上から下にパチャパチャと落とす方式ですからパイルが寝てしまうんですね。
しかしながらこのナイアガラ洗浄は大容量の水を循環させて勢い良く撹拌をすることによって縦型洗濯機のもみ洗いを再現してくれます。
そうすることにより、優しくフンワリした仕上がりになります。
今回はそこに温水を霧にして洗濯物に付着させることによって更に皮脂汚れの汚れ落ちが良くなりました。
ミスト程度の温水ですから生地を痛める心配もないですね。
大容量
実を言うと家庭用で12kgを謳っている機種は全メーカーでコレ以外にありません。
毛布3枚同時に洗えたり、カーテンだって10枚位いけちゃいます。
ただし、乾燥まで行いたい場合は乾燥は6kgまでなので注意。
両メーカー比較
今回は主に
- 洗浄力
- 乾燥
- 機能
に焦点を当てていきます。
洗浄力
これはパナソニックの「温水泡洗浄W」に軍配が上がります。
これだけ細かい温度設定が日立では対応できないのが主な理由です。
温められた洗剤の泡を浸透させるという点からもミストを吹きかける日立とはちょっと違いますね。
洗浄力だとやはり頭一個抜けている印象ですね。
乾燥
ここで両者の乾燥完了までのカタログスペックを見てみます。
パナソニック | 日立 | |
乾燥容量 | 6kg | 7kg |
乾燥所要時間 | 98分 | 165分 |
こんな感じになります。
それじゃやっぱりここもパナソニックの方が良いんだね・・・とはなりません。
実は乾燥までの所要時間って全く当てになりません。
使用する環境によって平気で5時間とか何処のメーカーもかかります。
メーカー公称の使用標準は「5-30℃以内の低湿な場所」で使用されていることを想定しています。
乾燥はどちらのメーカーも排熱の熱が凄いです。
しかしパナソニックは本体背面から出しているので室温がもろに上がるのに対し、日立は排水口から逃がすようになっています。
その他にも時速300km以上の速度になる風を当てて乾かす「風アイロン」機能がとても優秀で、シワ落ちが全然違います。
乾燥を取るなら断然日立ですね。
機能
ここはパナソニックの洗剤自動投入がやはり光ります。
思えばパナソニックはホームベーカリーもイースト菌自動投入を行っていたりと自動投入に命かけてる所ありますね。
これのお陰で洗濯の幅は非常に広がるんではないでしょうか?
総評
洗浄力のパナソニック!乾燥能力の日立!
という結果になりました。
他にもこんなものを比較して欲しい!とかこれってどうなの!?と言うものがありましたら是非ともメールお待ちしています。
後、本日のドラ洗選びのポイント以外にも気を付けなければいけない場所や知っておくと絶対得する選び方のコツ等はメルマガにて限定公開しています。