どうも、たろっさです。
本日洗濯機の配送になったお客さん、残念ながら小さいものに機種交換になりました。
ドラム式の洗濯機の予定だったのが普通の縦型の洗濯機になってしまったんです。
もちろん単価はかなりダウンしましたし、お客さんもドラム式に憧れていたのでしょんぼりしていました。
今回はそんな事にならないためにも最低限確認しておきたいことをお話いたします。
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必ず確認しておかないといけないこと
設置場所の広さ
これくらい余裕があれば何も問題はありませんが、問題は次の状態だった場合。
使えないことはありませんが、どうしても窮屈になってしまいますね。
この場合、下の防水パンを動かせる場合は動かしましょう。
動かせない、もしくは隣に洗面所等があって場所がこれ以上無い場合は詰みです。
そのまま使うしかありません。
そうならないためにもドアは右開き、左開きを選べるタイプのドラム式を選びましょう。
左開き(通常)
右開き
上記の例の場合であれば、右開きを選んであげればドアは回避できます。
設置場所までの経路の広さ
この辺りは正直、搬入のための見積りを入れた方が早いです。
上図の場合、青で書いてある部分が配送設置をした際に一番外側になる部分です。
幅は639mm、奥行き722mm、高さ1021mmですね。
但し、実際搬入するために必要な幅はこれからプラス5cm程度が必要になります。
横に手を入れるのもそうですし、壁と隙間が無いと洗濯機や壁を傷つけてしまう可能性が高くなりますからね。
ギリギリの場合はどこの量販店の搬入業者もNGを出します。
それでもどうしても入れて欲しい場合はお客さんの方で全責任は持つからやって欲しいと交渉しましょう。
責任の所在が怖いので入れられないという場合がほとんどです。
排水口の位置
この項目はドラム式、縦型関係無しにどちらも一緒です。
このように脇の方に来ていれば全く問題はありません。
しかし、問題はこの下。
この状態だった場合です。
こうなるとほとんどの場合、かさ上げが必要になります。
こんなやつ。
これが大体4cm程度なんですが、コレのせいで蛇口に引っかかるなんて言うご家庭もあるかもしれません。
その場合は洗濯機自体を前に出して対応するしかなくなってしまうため、こちらも注意が必要です。
確認しておいたほうが良いもの
蛇口のニップル
これで付いているお家がとても多いですが、万能水栓に付属の金具だけで取り付けはNGです!
理由は簡単で、万能水栓の根元の部分は常時水出しっぱなしの水圧に耐えられるように作られていません。
何かの拍子でそこが緩んで取れてしまうと最悪水道管の爆発等にもつながり大変危険です。
年に数十件の事故が起きており、民事裁判にまで至るケースも中にはあります。
そうならないためにも
こういった根本からきちんと取り替えられるストッパー付きのニップルを選びましょう。
家電量販店の配送業者はこれを持ち歩いているので、お金がかかってもいいからそれで取り付けてほしい旨を伝えましょう。
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まとめ
今回は洗濯機を取り付ける際に必ず注意しなければいけないことをお伝えしました。
新築だとか最近の家屋であれば通路を広く取るのが主流ですからあまり気にしなくて良さそうですが、
アパート・マンションや古い一戸建ての場合などはとても注意が必要です。
可能であれば一度見積を入れて入るかどうかをしっかり確認してもらいましょう。