「これいくらになるの?」
家電量販店でよく聞くフレーズですね。僕も毎日言われます。
基本的に家電量販店に並んでいる商品についているプライスですが・・・
100%嘘だと思っていただいて間違いないです。
どこの家電量販店でも大物商品の場合、そのままの金額は全て利益の出る金額を提示しています。
商品にもよりますが、モノによっては半分以上が利益の商品も沢山あります。
現代はネットの価格、競合店の価格等、少しの労力でいくらでも最安値が調べられる時代です。
しかしながら、ただ安いからと言ってネットから大型家電を購入する人は30%程度です。
残りの70%の方は保証や配送等の安心面を考え、何らかの形で家電量販店から購入しています。
そんな中、家電量販店で人よりも安く、賢く買う為のコツとは一体何なんでしょうか。
3点に分けてお話していきます。
値引き交渉のコツ
店員を対等に見る
こちらも人間です。来ていきなり雑に手招きで呼ばれて商品を指差し
「これ、いくらになんの?」
こうやって言われて気持ちの良い店員は居ないと思います。
テレビでは偉い経済学者の方達が客は傲慢な位が~とか仰ってますが、
買い物の大小に関わらず、買って喜んでくれる人に買って欲しいものです。
お互い気持ち良く、楽しく買い物をした方が値引きしようと言う気になります。
他店と比較する場合、その証明になる物を持ってくる
この辺は曖昧ですが、販売実績の高い店員ほど、ここは重視します。
根拠の無い値引き、無い袖は振れません。
例えば他法人の量販店の店員の名刺の裏に値段を書いてもらったり、見積を正式に発行してもらったり等ですね。
10万円の商品を7万円で買いたい等、通常の口頭ではあり得ない額の値引きをする際にはほぼ必須です。
常にスマホで価格.comを開いてチェックをする
出来ればそれをそのまま店員に見せた方が良いです。
変に隠したりすると逆に面倒だなと感じることが多いです。
基本、どこの量販店も
「家電量販店のWebの最安値」
までには普通に対応します。
代表的な所だとノジマオンライン、eBEST等ですね。
この辺りはネットショップと比肩するレベルで安値で出している商品がいっぱいあります。
上記3つを読んだ貴方はこう思うかもしれません。
「え?じゃあ価格.com店員さんに見せるだけで良いんじゃないの?①と②関係無くない?」
自分でこの上ない程下調べをして、本当にそれが最安値だと確信がある場合はそれでも良いと思います。
ただ、そこまで調べてなんて中々ありませんよね?
しかも、家電量販店で出された価格がネットより安い
なんていう事も往々にして起こり得ます。
その為にも①と②が必要なんですね。