今まで僕は色んなルーターを使ってきました。
数にするとおよそ50くらいのルーターを実際に使用し、速度を測り、色んな設定をいじって来ました。
(*´∀`)家電製品より詳しいんじゃないかな?
そんなプロの僕が選ぶルーターです。
飛びやすさやコストパフォーマンス、速度などを鑑みて最強のルーターを選びます。
ちなみに去年の記事はコチラです。
最初のまとめは前回と同じです。
目次
(2017版より抜粋)無線ルーターは何を基準に選べば良いの?
5GHzと2.4GHz併用の物を選ぼう
よくルーターの箱に「867+300」やら「1300+600」等が書いてあります。
前半部分が5GHz帯の理論値(SSIDにAが付いている方)、後半部分が2.4GHz帯の理論値(SSIDのGが付いている方)です。
当然数値が高い方が速度も出ますし、通信も安定します。
5GHzの特徴として
- 速度が速い
- 接続が安定している
- 他の通信機器の干渉を受けにくい
- 障害物には弱め
等が挙げられます。
対する2.4GHz帯は
- 通信機器以外の電波を発する物のほとんどが2.4GHzを使用しているため、電波の混線が起こりやすい
- 速度があまり出ず、通信も途切れがち
- 障害物には強い
という事になります。
つまり、ほぼすべてのケースにおいて5GHzの方が優れているといえます。
今の時代、ほとんどの通信機器が5GHz帯の電波に対応しています。
iphoneもそうですし、ここ5年程度のスマホはほとんど5GHzを使用できます。
今は5GHz対応のルーターと非対応のルーターでは物によっては価格はほとんど変わりませんし、必ず5GHzも対応しているものを選びましょう。
アンテナ数が多いものを選ぼう
内蔵されているか外に出ているかは筐体を見れば一瞬でわかります。
マンションタイプを使用している方は2×2本以上、戸建ての方は必ず3×3以上のルーターを選びましょう。
両者ともそれ以下になると電波の繋がりが悪かったり、繋がらない部屋が出てきたりします。
パッケージに書いてあればそれを読めば良いのですが、書いていない場合は
1 | 2 | 3 | 4 | |
2.4GHz | 150Mbps | 300Mbps | 450Mbps | 600Mbps |
5GHz | 433Mbps | 867Mbps | 1300Mbps | 1730Mbps |
この様になります。
電波の飛びの確保も踏まえ、ここはしっかり見るようにしましょう。
有線の速度を気にしよう
現行のルーターにおいて、有線の速度は
「100base」「1000base」
この2種類がほとんどになります。
ADSL、ケーブルテレビ等では100Mまででも間に合う場合がありますが、光回線のギガプランの場合、後者じゃないと定格通りの速度を発揮してくれなくなります(ボトルネック状態)。
現状ほとんど値段が変わりませんので、同じ速度、同じアンテナ数であれば1000baseの方を選びましょう。
この3つをクリアさえしていれば後は価格と電波の飛びの問題です。
次項はいよいよたろっさオススメのルーターになります。
※今回は一般家庭用のおすすめ機種になります。ゲーミング仕様等ハードな使用を考えている方はコチラを参考にして下さい。
2018年のオススメルーター
5位.TP-Link Archer C5400
トライバンド搭載の高性能ルーターです。
実を言うとコレ、以前に一度ゲーミングルーターの話をした時に紹介してるんですよね。
トライバンドとは5GHz 5GHz 2.4GHzと5GHzの電波を2本用意し、同時接続にもしっかりと対応できるようにしたモデルです。
同じ11acの電波であってもそれが2本飛んでいます。
全く別の電波と言うことになりますので繋ぎ過ぎによる混線を防ぐことが出来ますし、同時接続による速度低下も起こりづらいです。
一般使用ではちょっと値が張ると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、速度の安定性はガチですね。
4位.エレコム WRC-2533GST
この価格でアンテナ4本のエレコムの上位モデル。
エレコムの良い所は何と言っても価格が安い所ですね。
ただ価格が安いだけでなく、電波の飛び自体もまずまず。
アンテナ業界の権威のDXアンテナと手を組んでそのアンテナを使用しているみたいですね。旧製品と比べて電波の到達度が明らかに違います。
とりあえず上位機種入門編としては丁度良い物になると思います。
3位.NEC Aterm PA-WG2600HP2
ちょっとおしゃれな形のNECのルーターです。
速度やアンテナの本数もそうですが、一番大事な「安定した接続性」という物がダントツです。
無線使用をしている際、ルーターによっては瞬断というホントに一瞬だけネットが切断されるという現象があります。
当然ネトゲやゲーム機でゲームをしていると接続不良により切断されてしまいますし、非常にストレスになることが多いです。
ただ、この機種はそういった事例が極端に少なく、非常に安定している筐体という事が言えるでしょう。
2位.バッファロー AirStation HighPower Giga WXR-1900DHP3
バッファローより白ルーターとして名高いコチラの商品です。
アンテナが外に出ているのは賛否両論ありますが、コチラの商品はとにかくWi-Fiのカバー率が半端じゃないです。
電波状況によっては1Fに置いて4Fまで届くこともある位の電波です。
速度自体も5GHz、2.4GHZ共に別々の処理をするようになっているため、多く繋いでも遅くなりづらいです。
やはりかなりおすすめできるルーターです。
1位.バッファロー AirStation WSR-2533DHP-CB
アンテナ4本でこの大きさ。
実際に見てみると分かりますが、アンテナ1本のものともあまり変わりません。
価格もさることながら、速度に関しても安定性抜群。
2018年のベストセラーです。このレベルの筐体が今後出るか分からないくらい非常に有用な商品です。
外のアンテナ無しで家中隅々まで電波を届けてくれること間違いなし。
今シーズンイチオシです。
まとめ
今回は2018年のルーターのオススメについてまとめました。
ルーターも勿論消耗品になります。
速度遅くなってきたな・・・等あればすぐに買い替えを検討しましょう。